会社に制度さえあれば、スキルも知識も必要なく、年間18万円もらえる持株会の活用方法を紹介します
現在クマトは年18万円ほど持株会の「奨励金」をもらっています
会社に制度があるにもかかわらず、「難しくて意味わからん」と敬遠しているサラリーマン同志が多いので、分かりやすく解説します
持株会とは?
持株会とは勤務先の会社の株式を毎月の給料から定額引き去りで買っていく仕組みです
トヨタに勤めているならトヨタ株を、ANAならANA株を買っていくことになります
会社にとってみれば従業員が株式を持つことで、会社の経営に興味をもってもらい
「株価が上がるようにもっと仕事を頑張ろう!」
と思ってもらうことを期待しています
従業員にとっては社畜化に拍車がかかるだけじゃ、、、と見えますが、次の章で説明するメリットがあります
18万円もらえる方法【奨励金を活用】
企業によって大きく異なりますが、毎月買った株式金額の5%~20%を【奨励金】として会社が出してくれます
例えばリス君が勤めるA株式会社(フィクションの会社)では 毎月10万円の株式購入金額までは10%奨励金を出してくれます
つまりリス君は10万円給料から引かれて、11万円分のA会社の株式を入手します
ボーナスの時は30万円まで10%の奨励金が出ます
つまり年間で180万円給料から引かれて、198万円分の株式を入手出来たので、18万円分奨励金をもらえたことになります
会社によって奨励金の%や限度額が違うので、18万円より多い場合もあるし、奨励金制度自体ないこともあるので、まずは会社の規則集もしくは人事に確認しましょう
持株会のデメリットと対策【資産と給料を一つの会社に依存しない】
東芝のニュースの時に給料も資産も1つの会社に依存すると良くないって言ってた、、、
などの不安を感じているサラリーマン同志も多いと思います
クマトもこの不安を抱えていましたが、解決法が分かってすぐに持株会に入会しました
それは、、、すぐ売ること たったそれだけです
例えばANAの単元株、つまり証券会社で売ったり買ったり出来る額は2019年4月現在で約40万円です
先ほどのリスオ君のように毎月11万円分株を入手していくと、4か月で単元株がたまります
単元株がたまれば、株価が安くても高くても、即売る!これを毎回繰り返せば株価変動による影響を最小限に出来ます
もちろんすぐ売るので配当金をもらう機会は減りますが、いーんです
だってこれは奨励金をリスクを最小限にしつつもらう方法です
配当金を効率良くもらう方法は次の機会に説明します

注意点として、会社によっては【即売り】が出来ないところもあります
株式を長期保有してもらうことが前提の会社だと、引き出しを断られることがあるようです
大企業だとシステムで引き出し申請が出来るので、問題ない場合が多いです
逆に紙にハンコをもらう形態だと難しいです
人事に質問するとやぶへびになるので、持株会経験者に聞くか、自ら実践してみましょう
役職や時期によってはインサイダー取引防止のために、引き出しタイミングをずらす必要があったりもします
さてもう一個気になる点
もちろん無理のない毎月の引き去り額を設定すべきですが、リスオ君の例だと4か月に1回単元株がたまって売ることが出来るので、4か月生活出来るだけの貯金があれば、なるべく多く奨励金がもらえる額に設定してください
持株会を始める方法
まずはどれだけの奨励金がもらえるか、引き出し方法はシステムでの申請か、紙にハンコをもらう形態か確認します
次に毎月どれだけ持株会積み立てが出来るかを貯金の額と生活費から計算します
持株会に申し込んだ後は単元株がたまるたびに【即売り】をしましょう